ニコ・ロズベルグは、来季加入してくるルイス・ハミルトンの“ナンバー2”になる懸念はないと主張した。カート時代からお互いを知り、チームメイトとしてレースしたこともある2人は、2013年にメルセデスの同じF1マシンをドライブする。2010年にミハエル・シューマッハがメルセデスでF1復帰を果たして以来、チームメイトを上回ってきたニコ・ロズベルグだが、年齢の近いルイス・ハミルトンの登場によってナーバスになってもおかしくはない。
だが、ルイス・ハミルトンの“ナンバー2”になる不安について聞かれたニコ・ロズベルグは「全然ない」とコメント。「状況は分かっている。ルイスはチャンレンジになるだろうけど、僕は喜んでそれを受け入れるよ」「彼は今のベストドライバーの一人だ。でも、僕にも必要とされるだけの力があると信じている」とニコ・ロズベルグは Bild am Sonntag に述べた。 ルイス・ハミルトン加入の発表以来、メルセデス首脳陣のロス・ブラウンとノルベルト・ハウグは、ルイス・ハミルトンが“ナンバー1”にはならないと主張してきた。 「そうだね、それはいいことだ。それに僕の契約はチームメイトが誰であろうと常に同じ機会を与えられることになっている」しかし、ルイス・ハミルトンは、2007年にマクラーレンでフェルナンド・アロンソの衝突が目立っていた。「僕らは2人ともそれを避けるのに十分に利口だと思うよ」とニコ・ロズベルグはほほ笑んだ。 また、ニコ・ロズベルグは、シートを失うミハエル・シューマッハに対して“気の毒に感じる”ことはないと述べた。「いや」とニコ・ロズベルグは笑う「彼は続けたいのかそうじゃないかよくわからなかった。でも、メルセデスは選択しなければならなかった。それに、とにかくミハエルル自身が不満じゃないと話していたしね」関連:メルセデスAMG、ルイス・ハミルトンとの契約を発表
全文を読む