宮田莉朋が、デイトナ24時間レース(2024年1月27~28日)にバッサー・サリバンから出場することが決定した。FIA 世界耐久選手権のトヨタGRのリザーブドライバーであり、スーパーフォーミュラとスーパーGT(500)の現チャンピオンでもある宮田莉朋は、パーカー・トンプソン、フランキー・モンテカルボ、アーロン・テリッツとともに、GTDカテゴリーに参戦する#12レクサスに乗り込む。
一方、2014年からトヨタのWECでドライブしている2度のWECチャンピオンであるマイク・コンウェイは、ジャック・ホークスワース、ベン・バーニコート、カイル・カークウッドとともにGTD Proの#14レクサスに乗る。2024年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦は、歴史的なデイトナ24時間耐久レースで1月末に開幕する。レクサス・モータースポーツのシニア・マネージャーであるジェフ・バルは「レクサス・レーシング・プログラムが成長を続ける中、GAZOO Racingのグローバル・レーシング・パートナーと緊密に協力できることを幸運に思っている」とコメント。「このような機会を得ることで、我々はリソースをよりよく共有し、複数のシリーズにまたがる学びをグローバルなレース活動の多くに生かすことができる」「ロレックス24時間のラインナップにGRのチャンピオンドライバーである宮田莉朋とマイク・コンウェイを加えることで、ヴァッサー・サリバンとレクサスはこの権威ある耐久レースを制する2つのチャンスを得ることができる」24歳の宮田莉朋は、ロダン・カーリンからフォーミュラ2、クール・レーシングからヨーロッパ・ル・マン・シリーズのLMP2にも参戦する。「まず、このチャンスを与えてくれたヴァッサー・サリバンチーム、レクサス、TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)、GAZOO Racingに感謝したいと思います」と宮田莉朋は語った。「ロレックス・デイトナ24時間は、日本のモータースポーツ以外で国際的なレースに参戦する初めてのレースとなるのでとても興奮しているし、チームと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています」コンウェイは2013年以降、IMSAに18戦参戦し、8回の表彰台を獲得しており、直近では昨年のレースでホークスワース、バーニコートとともにGTDプロで3位表彰台を獲得している。「ロレックス・デイトナ24時間で、またバッサー・サリバンとレクサスで戦えることをとても楽しみにしている」とコンウェイは語った。「デイトナでもう一度戦えるのはいいことだ。昨年は惜しくも優勝を逃したけど、僕たちにとってはもっと強いものになることを期待している」
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