ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、2019年のF1世界選手権でのランキング9位はF1の勢力図における自分のポジションを代表していないと感じている。ダニエル・リカルドは、勝利と表彰台を争えることを期待してレッドブルからルノーF1チームに移籍するという決断を下した。
しかし、2019年のルノーF1チームに競争力はなく、エンジンカスタマーのマクラーレンにコンストラクターズ選手権で敗れた。ダニエル・リカルドは、ドライバーズ選手権9位は、実力という点で代表的なポジションだとは思っておらず、状況を不満に感じていると語る。「相対的に素晴らしいとは言えない。自分はグリッドで9番目のドライバーだとは思っていない」とダニエル・リカルドは Crash.net にコメント。「自分はもっと良いと信じているので、あまりそれを詳しく見てはいない」「今後数年間9位で、本当は9位よりも優れていると言い訳したい? ノーだ。自分が9位だとは思っていない」F1ではチームメイト間の比較の方がシーズン全体のパフォーマンスをより公平に反映することが多く、54ポイントを獲得したダニエル・リカルドは、37ポイントで14位で終えたニコ・ヒュルケンベルグに快勝した。「ニコが100ポイントを獲得していたらとても落胆していただろう。ニコが5ポイントだったら『物凄いシーズンだった』となっていただろう。ニコの37ポイントよりは多くのポイントを獲得しているので失望することはできないと思う」「相対的に言えば、今シーズンはOKだった。以前から難しいシーズンになることはわかっていた。新しいチームに入ることは、以前に多くの人々がやってきたことだから、不可能ではない」ダニエル・リカルドは、現在のトップ3チームのひとつであるレッドブルからミッドフィールドのルノーF1チームに移籍することは、グリッドの上位チームに移籍するよりも難しいチャレンジだと感じていると語る。「シャルル(ルクレール)よりも適応する必要があるけど、トロロッソからレッドブル、そして、彼のようにアルファロメオからフェラーリへの移籍は、グリップのあるマシンに乗ることになるので、通常はより簡単だ。より多くの期待があるけど、自分が望んでいるより多くのことができる。それはレッドブルからここに来るよりも簡単なことだ」「自分がそれにいかに適応できたかについてはかなり満足しているけど、自分自身に満足できないレースがいくつかあった。もっと期待していた。でも、うまく進めることができた」
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