2022年F1第7戦モナコグランプリのフリー走行1回目が5月27日(金)にモンテカルロ市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムをマークした。伝統的に、モナコでのトラックアクションは木曜日に2つの練習セッションで始まり、金曜日の休息日を挟んで、土曜日に戻るという独特なフォーマットが採用されてきたが、今年からは他のグランプリと同じく金曜日から3日間にわたって開催される。
日曜日には60%の確率で雨が予報されているモナコだが、金曜日は快晴となり、気温29度、路面温度54度のドライコンディションで60分間のセッションはスタートした。新世代F1マシンで初走行となる今年のモナコグランプリで多くのドライバーがFP1で限界を探る走りをしており、1コーナーのブレーキングでランオフに逃れる車が多く見られた。開始20分でミック・シューマッハ(ハースF1チーム)がMGU-Kの故障と推定されるトラブルでストップ。セッションは約5分間赤旗中断となった。また、バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1)はギアボックストラブルで走行することができなかった。フリー走行1回目のトップタイムはシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)で1分14秒531。これまで同様、FP1から安定した走りをみせた。2番手には0.036秒の僅差でセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、3番手にはカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)、4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)とライバルの2チームが0.2秒以内でタイムシートの上位に名を連ねた。5番手はランド・ノリス、6番手のピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)を挟んで、7番手にダニエル・リカルドとマクラーレン勢が好スタートを切った。前戦スペインGPで復調の兆しを見せていたメルセデスF1は、両方のドライバーが再びバウンシングの問題を訴えており、ジョージ・ラッセルが8番手、ルイス・ハミルトンが10番手。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は11番手で1回目のセッションを終えた。F1モナコグランプリ フリー走行2回目は、この後24時(現地時間17時)から行われる。2022年 F1モナコグランプリ フリー走行1回目 結果・タイム 順位NoドライバーチームタイムGAPLAPS116シャルル・ルクレールフェラーリ1分14秒531 29211セルジオ・ペレスレッドブル1分14秒5700.03930355カルロス・サインツフェラーリ1分14秒6010.07028433マックス・フェルスタッペンレッドブル1分14秒7120.1812654ランド・ノリスマクラーレン1分15秒0560.52531610ピエール・ガスリーアルファタウリ1分15秒0830.5523373ダニエル・リカルドマクラーレン1分15秒1570.62633863ジョージ・ラッセルメルセデス1分15秒2110.6803495セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分15秒3870.856331044ルイス・ハミルトンメルセデス1分15秒4990.958291122角田裕毅アルファタウリ1分15秒5361.005361218ランス・ストロールアストンマーティン1分15秒5391.00826133フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分15秒7491.218281420ケビン・マグヌッセンハース1分15秒8061.275301523アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分16秒1101.579391631エステバン・オコンアルピーヌ1分16秒3151.784241724周冠宇アルファロメオ1分16秒4171.88627186ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分17秒7143.182301947ミック・シューマッハハース1分18秒6364.105122077バルテリ・ボッタスアルファロメオNo Time 2
全文を読む