2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPのフリー走行2回目が9月25日(金)にソチ・オートドロームで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録。ルイス・ハミルトンも2番手に続き、メルセデスがワンツーで初日のセッションを終えた。金曜日のソチは好天に恵まれ、現地時間15時に気温は27.9度、路面温度は37.7度のドライコンディションで90分のFP2セッションはスタート。ロマン・グロージャン(ハース)からコースインする。
各マシンがハードもしくはミディアムで走行を開始。数周の確認走行の後、ソフトタイヤでの速いラップに焦点を当てた本気モードの走行に切り替えた。午前中にはカルロス・サインツ(マクラーレン)とニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がクラッシュを喫したが、なんとかマシンを修復して走行を行った。フリー走行1回目では両方のドライバーがタイヤをロックさせて思うようにプログラムを進められなかったメルセデスだが、フリー走行2回目では通常営業に戻る。セッション中盤までにバルテリ・ボッタスが1分33秒519でこの日のトップタイムを記録し、0.267秒差でルイス・ハミルトンが2番手タイムを記録した後はロングランに移行。問題なくプログラムをこなし、いつものように後続を引き離して初日のセッションをワンツーで終えた。3番手タイムはダニエル・リカルド(ルノー)。午前中に2番手タイムを記録していたリカルドは午後も好調なペースを発揮し、トップから1.058秒差となる1分34秒577をマークした。4番手にはカルロス・サインツ、5番手にはランド・ノリスとマクラーレン勢、6番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が僅差で続いた。午前中は好調に思われたレッドブル・ホンダだが、本格的なプログラムを実施した午後はミッドフィールドに後退。マックス・フェルスタッペンのトップから1.529秒差の7番手がホンダF1エンジン勢の最高位。ダニエル・リカルドからも約0.5秒の差がついた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは12番手に沈んだ。ローダウンフォースパッケージが風の影響を受けるという悪い癖が顔を出しており、明日までに根本的な解決策を見つける必要がありそうだ。アルファタウリ・ホンダも午後は低迷。ピエール・ガスリーが11番手、ダニール・クビアトが13番手とトップ10圏外に順位を落とした。F1ロシアGP フリー走行3回目は明日26日(土)の18時(現地時間12時)から行われる。2020年 第10戦 F1ロシアGP フリー走行2回目 結果・タイム 順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回177バルテリ・ボッタスメルセデス1分33秒519 37244ルイス・ハミルトンメルセデス1分34秒7860.2673333ダニエル・リカルドルノー1分34秒5771.05827455カルロス・サインツマクラーレン1分34秒7231.2043654ランド・ノリスマクラーレン1分34秒8471.32833611セルジオ・ペレスレーシングポイント1分34秒8901.37135733マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分35秒0481.52930816シャルル・ルクレールフェラーリ1分35秒0521.53335931エステバン・オコンルノー1分35秒1391.62028105セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分35秒1831.664351110ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分35秒2101.691351223アレクサンダー・アルボンレッドブル・ホンダ1分35秒2421.723311326ダニール・クビアトアルファタウリ・ホンダ1分35秒4611.94237147キミ・ライコネンアルファロメオ1分35秒5161.99733156ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分35秒5632.044311663ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分35秒5752.056301718ランス・ストロールレーシングポイント1分35秒6272.108341820ケビン・マグヌッセンハース1分35秒7292.210321999アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分36秒0532.53436208ロマン・グロージャンハース1分36秒8583.33932
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