2018年のF1世界選手権 第18戦 アメリカGPのフリー走行1回目が10月19日(金)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、終始ウェットコンディションのなか、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。バルテリ・ボッタスも2番手に続き、メルセデスが1-2スタートを切った。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが13番手タイム、ブレンドン・ハートレーに代わって出走したショーン・ゲラエルが20番手タイムでセッションを終えた。
金曜日のオースティンは朝から雨が降り、フリー走行1回目の開始時には雨は上がっていたものの、コースは気温16℃、路面温度17.4℃のウェットコンディション。まずザウバーのマーカス・エリクソンがブルーのラインが入ったフルウェットタイヤでコースイン。その後のマシンもインスタレーションラップをフルウェットで行ったが、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がインターミディエイトでインスタレーションラップを完了して以降は各マシンがインターミディエイトでコースインしていった。開始24分を経過してダニエル・リカルド(レッドブル)がようやくタイムを記録(1分49秒386)。徐々にタイムを記録するドライバーが増えていく。フリー走行1回目では、マクラーレンがストフェル・バンドーンに代えてランド・ノリス、トロロッソ・ホンダがブレンドン・ハートレーに代えてショーン・ゲラエルを起用。フォースインディアはニコラス・ラティフィを起用する予定だったが、直前になって計画を変更してエステバン・オコンが走行を行った。開始40分でセッションは赤旗中断。シャルル・ルクレール(ザウバー)がスピンしてグラベルに飛び出し、コースに戻る際にコース上に砂利をまき散らしたことが原因。その後、コンディションは徐々に回復するが路面はウェットのまま。決勝日はドライの予報となっており、雨天用タイヤの配分が限られていることもあり、フリー走行1回目は少ない周回数に抑えられた。フリー走行1回目のトップタイムはルイス・ハミルトンの1分47秒502。2番手には1.304秒差でバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢、5番手にはセバスチャン・ベッテル、6番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。トロロッソ・ホンダは、パワーユニットを交換したピエール・ガスリーが19周を走行して13番手タイムとなる1分51秒234。ガスリーのマシンには空力アップグレードが導入されている。ブレンドン・ハートレーに代わって走行を行ったショーン・ゲラエルは21周を走行して20番手タイムとなる1分52秒625でセッションを終了。ハートレーのマシンには土曜日から新しいパワーユニットが搭載され、トロロッソ・ホンダの2台は後方グリッドからレースをスタートする。F1アメリカGP フリー走行2回目は、このあと28時(現地時間14時)から行われる。2018年 第18戦 F1アメリカGP フリー走行1回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回144ルイス・ハミルトンメルセデス1分47秒502 6277バルテリ・ボッタスメルセデス1分48秒8061.3047333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分48秒8471.345943ダニエル・リカルドレッドブル1分49秒3261.824955セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分49秒4891.9871867キミ・ライコネンフェラーリ1分49秒9282.42620755カルロス・サインツルノー1分50秒6653.163888ロマン・グロージャンハース1分50秒8213.3191099マーカス・エリクソンザウバー1分50秒9613.459141014フェルナンド・アロンソマクラーレン1分51秒0163.514141116シャルル・ルクレールザウバー1分51秒0363.53491247ランド・ノリスマクラーレン1分51秒2323.73091310ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分51秒2343.732191411セルジオ・ペレスフォース・インディア1分51秒4593.957181535セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分51秒5994.087141620ケビン・マグヌッセンハース1分51秒6144.112151731エステバン・オコンフォース・インディア1分51秒6554.153171827ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分51秒7174.21571918ランス・ストロールウィリアムズ1分51秒8964.394142038ショーン・ゲラエルトロロッソ・ホンダ1分52秒6255.12321
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