2018年のF1世界選手権の第2回 F1バルセロナ合同テストが3月7日(水)にバルセロナのカタロニア・サーキットで2日目を迎え、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを記録。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが119周を走行し、5番手タイムでセッションを終えた。2日目のバルセロナも天候は晴れ。2日目は走行距離を稼げるよう全体の昼休みをとらずにセッションが行われた。
トップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。この日のドライバーでは最多の165周を走行したダニエル・リカルドはハイパーソフトタイヤで1分18秒047を記録。昨年のF1スペインGPでルイスハミルトンが記録したポールタイムの1分19秒149を上回り、カタロニア・サーキットのトラックレコードを更新した。2番手には0.353秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.513秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢がウルトラソフトでタイムを記録。4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。体調不良のキミ・ライコネンに代わって午前中の走行を担当したセバスチャン・ベッテルはトップから1.494秒差の1分19秒541を記録。午後にはライコネンが復帰し、49周を走行して9番手タイムを記録している。5番手タイムはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。前日はブレーキシステムのトラブルによって午後の走行時間を失ったトロロッソ・ホンダだったが、この日はトータルで119周を走行。ハイパーソフトで1分19秒823を記録し、前日に続いてトップ3チームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけた。対照的にトラブルに見舞われたのはマクラーレン。1分19秒856を記録して好調なスタートを切ったかに見えたマクラーレンだったが、2時間が経過した頃にオイル漏れでコース上にストップ。終了間際になんとかコースに復帰してオイルシステムのチェックを行い、57周で2日目の走行を終えた。7番手はルノーのカルロス・サインツ(ミディアム)、8番手はハースのロマン・グローキャン(ソフト)、10番手はランス・ストロール(ソフト)、11番手はルノーのニコ・ヒュルケンベルグ(スーパーソフト)、12番手はフォース・インディアのエステバン・オコン(ソフト)、13番手はザウバーのシャルル・ルクレール(スーパーソフト)、14番手はウィリアムズのセルゲイ・シロトキン(ソフト)という順位となった。2018年 F1バルセロナ合同テスト 2日目 結果順位ドライバーチームベストタイムタイヤ周回1ダニエル・リカルドレッドブル1分18秒047 1652ルイス・ハミルトンメルセデス1分18秒400+0.353903バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒560+0.513854セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分19秒541+1.494655ブレンドン・ハートレートロ・ロッソ1分19秒823+1.7661196フェルナンド・アロンソマクラーレン1分19秒856+1.809577カルロス・サインツルノー1分20秒042+1.995888ロマン・グロージャンハース1分20秒237+2.190789キミ・ライコネンフェラーリ1分20秒242+2.1954910ランス・ストロールウィリアムズ1分20秒349+2.3026311カルロス・サインツルノー1分20秒758+2.71110212エステバン・オコンフォース・インディア1分20秒805+2.75813013シャルル・ルクレールザウバー1分20秒919+2.87216014ランス・ストロールウィリアムズ1分22秒350+4.30380
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