F1日本GPの決勝レースが9日(日)、鈴鹿サーキットで行われた。優勝は、マクラーレンのジェンソン・バトン。スタートで3位に順位を落としたバトンだったが、2回目のピットストップで首位に浮上。そこからはファステストラップを連発する快走をみせ、愛する日本で今季3勝目となる優勝を果たした。バトンは鈴鹿初勝利。
2位にはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、3位にはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が続いた。ワールドチャンピオンまであと1ポイントでF1日本GPを迎えたセバスチャン・ベッテルは、優勝こそならなかったが、このレースで15ポイントを加算し、2年連続となるワールドチャンピオンを決めた。鈴鹿でチャンピオンが確定するのは8年ぶり。自己最高位となる7番グリッドからスタートした小林可夢偉(ザウバー)は、スタートに失敗してオープニングラップで12位まで順位を落とす。だが、反撃をみせて一時は入賞圏内を走った小林可夢偉だが、2ストップ戦略でタイヤに厳しい戦いを強いられ13位でフィニッシュ。残念ながら、母国GPでのポイント獲得はならなかった。F1 日本GP 決勝結果 順位No.ドライバーチーム 14ジェンソン・バトンマクラーレン 25フェルナンド・アロンソフェラーリ 31セバスチャン・ベッテルレッドブル 43マーク・ウェバーレッドブル 52ルイス・ハミルトンマクラーレン 67ミハエル・シューマッハメルセデスGP 76フェリペ・マッサフェラーリ 817セルジオ・ペレスザウバー 910ヴィタリー・ペトロフロータス・ルノーGP 108ニコ・ロズベルグメルセデスGP 1114エイドリアン・スーティルフォース・インディア 1215ポール・ディ・レスタフォース・インディア 1316小林可夢偉ザウバー 1419ハイメ・アルグエルスアリトロ・ロッソ 1512パストール・マルドナドウィリアムズ 169ブルーノ・セナロータス・ルノーGP 1724ルーベンス・バリチェロウィリアムズ 1820ヘイキ・コバライネンチーム・ロータス 1921ヤルノ・トゥルーリチーム・ロータス 2011ティモ・グロックヴァージン・レーシング 2125ジェローム・ダンブロシオヴァージン・レーシング 2222ダニエル・リカルドHRT 2323ヴィタントニオ・リウッツィHRT 18セバスチャン・ブエミトロ・ロッソファステスト:1分36秒568 /ジェンソン・バトン (マクラーレン) 関連:2011年 F1ポイントランキング