ルノーF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ニコ・ヒュルケンベルグが9位、ダニエル・リカルドは13位でレースを終えた。シリル・アビテブール(マネジングディレクター) 「今日は“こうなっていたかも”という感覚がある。週末を通して、予選でもレースでもまずまずのペースを示していたが、ニコの2ポイントだけというのは、彼が1周目のカルロスとの接触で後方まで下がっていたことを考慮しても、彼にとってもチームにとっても少なすぎる報酬だ」
「レースは多くのインシデントによって損なわれ、我々はそこから利益を得ることができなかった。予選失格からのダニエルの復活はこのようなコースで注目に値するものだったが、接触によってまた一からやり直しとなってしまった。再びスターティングポジションがいかに重要かが示された。それでも、スパやモンツァとは大きく異なるトラックでこの競争力レベルを取り戻せたことは励みになった。マシンが良くなっているという兆候であり、まだ今シーズンを見限ってはいけないということだ」ニコ・ヒュルケンベルグ(9位)「今日求めていた結果ではなかったが、レースから得られるものがあって満足している。1周目に接触すると常に難しくなるけど、落ち着いて、粘りのレースでなんとか2ポイントを獲得することができた。1回目のセーフティカーはちょっとラッキーだったし、そのおかげでミディアムを履いてポジションを上げることが可能になった。毎年ここはいろいろなことが起きるし、常に有利な状態にいなければならない。ここはオーバーテイクがとても難しいけど、うまくオーバーテイクできたので満足している」ダニエル・リカルド (13位)「今日は長いレースだったが、このような形で終えることになり残念だ。スタートでは何台かオーバーテイクして楽しかったし、まずまずの位置にいた。そこで自信を得て、リズムに乗ることがでいた。僕たちはすべてのボックスにチェックを入れ、集団になっていたほぼ全員を抜くことができた。それがインシデントで全て振り出しに戻たし、パンクにとって僕たちのレースはほぼ終わった。今日の僕たちはもっと良い結果にふさわしかった」