ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンによるルノーへの批判は“アンフェア”なものだと考えている。レッドブル・レーシングとルノーは今シーズン限りで12年間にわたるパートナーシップを終了するが、シリル・アビテブールは良好な関係で締めくくりたいと考えている。
しかし、マックス・フェルスタッペンは、実質的に毎レースでルノーのF1エンジンのパワー不足に言及している。シリル・アビテブールは「少しアンフェアだ。我々はエンジン側でもっとやらなければならないことがあるのはわかっている。だが、パワーセンシティブの高いトラックであるソチで高いの能力を見せた」と Sky Sports にコメント。マックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPを2位で終えている。「シンガポールでも彼はCスペックでフロントローを獲得しているし、少しアンフェアだと思う。彼らは良いクルマを持っているがエンジンも進歩している。特にマックスや誰かがレッドブルとの12年間の素晴らしい関係を台無しにするのは見たくない。我々は今シーズンをレッドブルと好調で終える必要がある」そう語るシリル・アビテブールだが、別のインタビューではマックス・フェルスタッペンがルノーに不満を述べているは、実際にはRB14に“見捨てられた”からではないかと語っている。「マックスとはすべてを素早く完了させなければならない。彼は若いし、せっかちだからね」とシリル・アビテブールは Ziggo Sport にコメント。「彼は勝つことを望んでいる。彼は自分に勝てるポテンシャルがあることをわかっているからね。彼のクルマが彼を見捨てていることに失望して、我々のエンジンを非難しているんだと思う」「我々のチームが使っているエンジンとカスタマーが走らせているエンジンに違いはない。理論的にはレッドブルがクルマにいエンジンを搭載している方法はパフォーマンスに影響を与える可能性がある。だが、おそらく彼らは不運なだけかもしれない」
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