ルノーのテスト兼開発ドライバーであるアルテム・マルケロフが、F1ロシアGPのフリー走行1回目にカルロス・サインツに代わって出走し、グランプリ週末デビューを果たすことになった。9月10日に23歳の誕生日を迎えるアルテム・マルケロフは「僕が手に入れることができる最も早いバースデープレゼントだね。この機会を最大限に生かしたい」とアルテム・マルケロフはコメント。
「ルノー・スポールF1チームの一員であることは、レーシングドライバーとしての僕を助けてくれているし、ソチのプラクティスでこのようなレッスンを受けられることは本当に名誉なことだ」アルテム・マルケロフは、F1ハンガリーGP後のインシーズンテストでルノーの今季マシンで走行を行っている。ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「アルテムのホームグランプリで彼にルノー R.S.18を走らせる機会を与えられることを嬉しく思う」とコメント。「今年、アルテムはコース内外で貴重なチームメンバーであることを示してきた。アルテムはブダペストでのインシーズンテストでこの機会にい相応しいことを示すことができた。ソチのFP1での彼のアクションを楽しみにしている」昨年のF2選手権をランキング2位で終え、今シーズンもロシアン・タイムからF2に参戦してランキング5位につけているロシア出身のアルテム・マルケロフは、2019年のウィリアムズのドライバー候補にも挙げられているが、来シーズンにF1に到達できなかった場合には引退も示唆している。「すでに多くのことを成し遂げた。おそらく終わりだ。そうならない理由はある? 終わりかF1かだ。良い見出しになるかもね」とアルテム・マルケロフは語った。