ルノーF1は、F1スペインGPの決勝でカルロス・サインツが見舞われた燃圧問題に対処する必要があるとチーム代表のシリル・アビテブールは語る。カルロス・サインツは、レース後半に突如、燃圧のトラブルに見舞われたが、それでも7位完走を果たしていた。シリル・アビテブールは、以前にも他のトラックでも高い負荷がかかるコーナーで同じようなトラブルが発生していたことを認めている。
燃圧問題は予選Q1でニコ・ヒュルケンベルグにも発生していたが、チームは2つの問題は無関係だと考えている。「レース終了間際に燃圧に関する警告が少し出ていた」とシリル・アビテブールは Autosport にコメント。「我々はそれを管理しなければならかった。カルロスはターン3ではやや楽に走れていた。そこは常に燃圧に非常にチャレンジングなコーナーだ」「ニコの問題とは関連性がないと考えている。ニコの燃料タンクをブロックしていた物体を見つけていたからだ」「だが、それは以前に確認できていた問題であり、ターン3のような高速でGがかかるコーナーで発生する可能性がある。今後のレースでも再び噛みつかれる可能性があるので解決する必要がある」ニコ・ヒュルケンベルグは、F1スペインGPのオープニングラップでロマン・グロージャンのスピンに巻き込まれてリタイアしている。シリル・アビテブールは、ドライバーが技術的な問題を避け、潜在的な事故を避けられるように上位近くで予選を終えられるようことに関してルノーにも責任があると語る。「トラブルを避けるためには、予選で我々がいるべきポジションにいる必要がある。我々は後方には属していない。土曜日に問題が発生しないクルマを彼に与える必要がある。我々はそのような混乱のなかにいてはならない」シリル・アビテブールは、エンジンのパワーが他よりも要因とはならない次戦モナコGPでルノーは良い仕事ができると考えている。「常に少し異なる展開を期待できる良い機会だし、そこは我々が意図している部分でもある」とシリル・アビテブールはコメント。「モナコではいくつかアップグレードを導入するし、私の意見では二人のドライバーはベストであり、常に興味深いものを引き出すことができる」「我々は非常にポジティブな姿勢でモナコに臨む。我々はチャンピオンシップ4位に浮上しており、それはシーズン前半の我々のターゲットだ。その考え方をもって臨めるのは良いことだ」
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