ルノーは、F1マレーシアGP フリー走行1回目のケビン・マグヌッセンの出火は実験的な燃料吸排気管が原因だと説明した。インスタレーションラップを終えてケビン・マグヌッセンがピットに戻ってきた際、頭上のエアボックスから出火。ケビン・マグヌッセンは危機一髪でマシンを飛び降りた。
メカニックが消火活動にあたったが、マシン上部からガソリンが流れ出し、マシンは数分に渡って炎に包まれた。この事故によってセッションは赤旗中断になった。ルノーのテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、燃料漏れはメキシコGPを想定して設計したパーツに原因があるようだと述べた。「吸排気管からの燃料漏れに見舞われた」とニック・チェスターは Sky Sport にコメント。「我々はフルタンクで走らせていたし、メキシコに備えて実験的なパーツを走らせていた。なので、もう一台のマシンとは異なるセットアップだった。何が起こったのか調査しているところだ」「タンクが加圧されたようだ。とにかくこれからさらなる調査を進めていく」「重要なのは全員が無事だったことだ。幸いにも、それほどダメージは酷くなく、P2では走行することができた。周りはちょっと汚れてしまっているが、全員が大丈夫なようだ」「彼を走らせるつもりだ。もちろん、やらなければならない仕事はかなりあるが、我々はそれにうまく取り組んでいるし、出来る限り多くのセッションで彼を走らせるつもりだ」「ルームにわずかなダメージがあり、もちろん、清掃しなければならないものがたくさんあるが、FP2までにはなんとかなるだろう」現場では、Tシャルと短パンのルノーのメカニックが消火を手伝おうとしていたが、ニック・チェスターは、防火服を着用したメンバーしかクルマに近づかないよう命じたと述べた。「もちろん、オーバーオールを着用した人々が最初にそこに行くべきだ。早くに立ち入ることができた人もいたと思うが、我々はオーバーオールを着用した人々でなければならないと伝えた」【動画】 ケビン・マグヌッセン、ガソリン漏れで出火
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