ルノーは、ケビン・マグヌッセンには将来F1のワールドチャンピオンになれる才能があると考えている。 スポンサー料の支払いが遅れたパストール・マルドナドが放出され、ケビン・マグヌッセンのF1キャリアはルノーによってつなぎ止められることになった。ルノーは、パストール・マルドナドの後任として間髪入れずにケビン・マグヌッセンの雇用を決めており、レーシングディレクターのフレデリック・バスールは、ケビン・マグヌッセンがタイトルを獲得できるポテンシャルを持ったドライバーだと確信している。
「彼は2年前にマクラーレンで優れたレースシーズンを過ごした。フォーミュラ・ルノー3.5のようなジュニアカテゴリーでもその能力を示している」とフレデリック・バスールはコメント。「才能があるのでレース勝利を狙うことが可能だし、チャンピオンシップだって狙えるだろう」 「昨年走れなかった悔しさが原動力となり、彼は戻りたくてうずうずしている。それが我々には重要だ。2016年が楽なシーズンでないことは誰もが知っている。どこからスタートするのかはわかっているので、ケビンのように我々を追い立ててくれる意欲的な人物が必要なんだ」 ケビン・マグヌッセンは、2014年にジェンソン・バトンの隣でマクラーレンをドライブしたが、2015年はフェルナンド・アロンソにシートを譲らなければならず、リザーブドライバーの役割に退いた。2015年末にはマクラーレンから契約自体を打ち切られており、何が何でも自分を証明したいと意気込んでいる。「僕は2014年にマクラーレンでシーズンを過ごし、元ワールドチャンピオンを相手に負けず劣らずの戦いをしたと思う」とケビン・マグヌッセンは述べた。「翌年に交代させられたのはタフだった。いくらチームのラインアップが強力だったとしてもね僕は6歳の頃から毎年レースをしていたし、脇で眺めて過ごすことは予定外の出来事だった」 「自分の多くのことを証明したい。丸1年離れて過ごし、丸一年離れたことでモチベーションはかなり高い。かなり多くのレースを傍観していたし、戻って、自分の価値を証明することに飢えている。僕は生涯レースをしてきたし、かなりハングリーだ。またレースカーに乗りたいし、ルノー・スポールとならなおさらだ!」
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