ルノーは、2014年F1エンジン“Energy F1”と現行V8エンジンとの主要諸元の比較表を公開した。
2014年からF1エンジンは1.6リッター V6直噴ターボエンジンにERS (Energy Recovery System)を初めから統合した“パワーユニット”に変貌を遂げる。エンジン名称RS27-2013ENERGY F1-2014排気量2.4リッター1.6リッター最高回転数18,000rpm15,000rpm充填圧力自然吸気(過給禁止)シングルターボチャージャーブースト圧無制限(燃料流量制限に起因により典型的には最大3.5バール )燃料流量制限無制限(典型的に170kg/h)100 kg/h (-40%)レースごとに許可される燃料量無制限(典型的に160kg)100 kg (-35%)形式90° V890° V6シリンダー数86ボア最大98mm80mmストローク規制なし53mmクランク高最小58mm90mmバルブ数3224エキゾーストツインエキゾーストアウトレット(シリンダーバンクごとに1)車の中心線上にタービンからの単一の排気口燃料間接噴射直接噴射ドライバーあたりの年間パワーユニット数85ENERGY RECOVERY SYSTEMSMGU-K rpm無制限(38,000rpm)最大50,000rpmMGU-K power最大60kW最大120kWMGU-Kによるエネルギー回生最大0.4 MJ/lap最大2MJ/lapMGU-Kによるエネルギー放出最大0.4 MJ/lap最大0.4 MJ/lapMGU-H rpm->100,000rpmMGU-Hによるエネルギー放出-無制限 (> 2MJ/lap)ロブ・ホワイト (副マネージングディレクター)「次世代のF1カーは、エネルギー回生システムの160bhpをプラスした600bhpのターボ付1.6リッターV6内燃機関で動きます。“エンジン”という言葉はクルマの推進力をもはや完全には言い表すことはできなくなります。完全なシステムを“パワーユニット”と称する方がより適切です」関連:ルノー、2014年 F1エンジンのエンジン音を公開
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