レッドブル・ホンダF1は、ルイス・ハミルトンの新品エンジンはF1ブラジルGPでコンマ2秒の価値があると信じているが、レースのチャンスには自信を持っている。ルイス・ハミルトンは金曜日の予選セッションで、レッドブル・ホンダのマックスフェルスタッペンより0.438秒差をつけてスプリント予選にむけて暫定ポールポジションを獲得。インテルラゴスで支配的であることが証明された。
だが、ルイス・ハミルトンはDRS違反、マックス・フェルスタッペンはパルクフェルメでマシンに触れた嫌疑をかけられて二人ともスチュワードの審議対象となっている。新しいエンジンがルイス・ハミルトンに追加のパワーを与えて一方で、決勝でスプリント予選を終えたポジションから5グリッド降格ペナルティが適用される。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンと彼のチームメイトであるバルテリ・ボッタスとのマージンからハミルトンの新品エンジンの効果を検証した。「あのフレッシュなエンジンは明らかに彼のためにいくらかの馬力を送り出しているので、2番手は我々が望むことができる最高の結果だったと思う」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports F1 に語った。「フロントローにいることで、我々はOKだ」新しいエンジンの価値について質問されたクリスチャン・ホーナーは「それを予測することは困難だが、バルテリと比較した相対速度を見ると、0.2秒だ。したがって、彼らがここでそれを行うことを選んだのは明らかだ」ルイス・ハミルトンにパワーアドバンテージがあると感じているにもかかわらず、クリスチャン・ホーナーはレッドブル・ホンダはマシンのパフォーマンスにかなり満足しており、ハミルトンのグリッド降格によってマックス・フェルスタッペンにとって良い機会があると感じていると語る。「我々は良いレースカーを持っていると思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。「週末を通してもっと暑くなるだろう。ここではタイヤが要因になる。今日はかなり涼しかったが、明日のレースでどうなるか見てみよう」レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、予選でのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間のマージンはレッドブル・ホンダの本来のペースを表していないと考えている。「マックスには最適なラップがなかったので、実際のギャップは0.2秒だ」とヘルムート・マルコは語った。 「それでも、ラップタイムが短いこのサーキットには十分な大きさだ」「通常、我々のレーススピードは予選よりも優れている。それが明日の希望だ」「それにタイヤも影響してくるだろう。フルアタックでミディアムは持ちこたえだろうるか?」「フロントローにいることは実際には満足のいく結果だが、ギャップには満足していない。だが、まだ何も失われていない」「このようにフィニッシュできれば、我々はポールポジションからレースをスタートできる。今はこれ以上何も期待できなかった」マックス・フェルスタッペンは金曜日の涼しいコンディションでフロントタイヤに苦労していたが、クリスチャン・ホーナーは週末の残りに気温が高くなると焦点はリアに移ると考えている。「レースは異なる状況になると思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。「フロントアクスルについて話をしていたが、おそらく明日の(スプリント)レース、特に気温が高い日曜日はリアアクスルについて話すことになるだろう」「実際、ここではかなりしっかりとしたレースカーがあると思うので、どうなるか見てみよう」
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