レッドブルF1は、ホンダとともに2021年シーズン限りでF1から撤退する可能性をまだ除外していない。モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、月曜日に行われるF1エンジンについての主要会議でF1撤退という脅迫を正式に表明することになるかもしれない。レッドブルF1は、2022年からホンダのF1パワーユニット技術と運用に関する知的財産権の引き継ぎを検討しているが、それは2022年からのエンジン開発の凍結を含め、現在のレギュレーションが調整された場合に限られる。
「我々はF1に留まりたいと思っている」とヘルムート・マルコは f1-insider.com に語った。「しかし、私たちは勝つためにレースをすることもできなければならない。通常エンジンカスタマーでは不利な点が大きすぎると感じており、それが不可能な場合、F1に固執する意味はない」F1ポルトガルGP後の月曜日にはリバティ・メディア、FIA(国際自動車連盟)、エンジンメーカーとのミーティングが行われる。すべてはまずレッドブルがホンダF1の知的財産権を取得できることが前提となるが、その後、F1エンジン開発が凍結され、レッドブルのプランが実行に移せるかどうかはこの会議の結果に依存する。メルセデスとルノーは条件付きで同意しているとされているが、現行エンジンのパフォーマンス不足に苦しむフェラーリはこれに反対していると報じられている。もし、レッドブルの条件が飲まれた場合、次のステップはメルセデスF1を離脱するエンジンの第一人者であるアンディ・コーウェルを獲得してエンジンプログラムを主導する可能性もある。アンディ・コーウェル起用の噂について質問されたレッドブルF1のクリスチャン・ホーナーは「そういったストーリーはある」と語る。「彼の計画が何であるかはわからないが、我々はまだホンダの発表を処理しているところだ」明らかなことは、レッドブルのメインチームにどのような決定が下されても、姉妹チームのアルファタウリはそれに続くということだ。アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トスト「独自のギアボックス、リアサスペンション、その他のコンポーネントを再度設計したくはないい」と語る。「我々は2チーム間の相乗効果を引き続き強化したいと考えている」
全文を読む