レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピレリがF1イギリスGPよりも柔らかいタイヤを選択したことは“役に立たない”と不満を抱いている。ピレリは、同じサーキットでの2週連続開催を退屈なものにしないために2つのレースでタイヤ選択を変えて、今週末の70周年記念GPには1段階柔らかいコンパウンドを選択している。
結果、金曜日のフリー走行1回目は全ドライバーがソフトタイヤだけを使用。フリー走行2回目にもミディアムはできるだけ温存された。「ソフトタイヤは役に立たないほど優れていた」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin.com に語った。それはマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは、フリー走行2回目に長い間ピットにいた理由でもある。「それが、我々がもう走らなかった理由だ」とヘルムート・マルコは語った。フリー走行2回目にはルノーF1のダニエル・リカルドがマックス・フェルスタッペンを抑えて3番手タイムを記録したが、ヘルムート・マルコはなぜルノーF1がハードタイヤを使い、ダニエル・リカルドがシルバーストンで長く走行を続けていたのか理解できないと語る。「ルノーがすでにハードタイヤですでに運転を始めた理由がわかりらない」とヘルムート・マルコは語る。「それらはレース中に非常に貴重であることが証明されているはずだ」今週末もメルセデスは圧倒的な速さをみせており、レッドブル・ホンダF1にとっては彼らに再びトラブルでも起きない限り、孤独なレースになることが予想されている。関連:F1 70周年記念GP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが大差。レッドブルF1のフェルスタッペンは4番手
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