レッドブル・ホンダF1のクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝を振り返り、スピード面でも戦略面でもメルセデスF1が上回っていたと完敗を認めた。レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンが2番手、アレクサンダー・アルボンが6番手からスタート。フェルスタッペンは2番手をキープし、アルボンも4番手まで順位を上げてメルセデス対レッドブル・ホンダF1の構図となる。
しかし、アレクサンダー・アルボンは早々に上位3台から遅れをとって表彰台争いからは離脱。マックス・フェルスタッペンもフロントウイングの損傷はあったものの、バルテリ・ボッタスの追撃をかわすことができずに3位でフィニッシュ。メルセデスに1-2フィニッシュを許した。「シーズン初表彰台を獲得できたのは良いことだが、まだまだ今日は勝利に挑戦するペースがほぼなかったことにフラストレーションを感じている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「メルセデスは我々よりも速く、戦略的にもより多くの選択肢があった。我々はミディアムタイヤをマックスに履かせてそれらをカバーし、順調に2位を走っていたが、縁石によってフロントウィングに損傷を受けたことは彼のタイヤのデグラデーションには役立たなかった」「彼はボッタスを最後までプッシュしていたいし、とは差が開いていたが、今日の彼にとっては3位が最適解だった」「アレックスは、オコンとサインツを相手に良い動きを見せたが、レース前半は苦戦しているようだった。ピットストップの後、彼のペースは向上し、非常に速いセルジオ・ペレスを抑え続け、4位を維持するために懸命に戦った」「今週末、ギャップを縮めるためのアップグレードを持ち込めむことができたのはファクトリー全員の多大な努力のおかげだ。全面的にプッシュを続けていく」「再びレースをすることができたのは素晴らしいことだ。次の我々の焦点はハンガリー。そこではさらにギャップを縮められることを願っている」関連:F1シュタイアーマルクGP 決勝:ハミルトンがポール・トゥ・ウィン
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