レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年にマックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンを獲得することは“マスト”であり、レッドブル・ホンダはフェルスタッペンをF1史上最年少チャンピオンにする決意を固めていると語る。現在、F1史上最年少チャンピオン記録はセバスチャン・ベッテルが保持している。2010年、ベッテルは23歳の134歳でチャンピオンを獲得した。
マックス・フェルスタッペンは先月22歳になっており、その記録を破りには今シーズンもしくは来シーズンが最後のチャンスとなる。もう一つの興味深い点は、2020年はレッドブルとマックス・フェルスタッペンとの契約最終年であり、フェルスタッペン親子は、レッドブル・ホンダに満足できなければ他チームに移籍する可能性も否定していない。「マックスをF1史上最年少チャンピオンにすることができる最後の一年になる」とヘルムート・マルコはコメント。「我々は来年にむけてそれをまとめなければならない。我々はそれを承知している。勝つことが我々のDNAだ。来年フェルスタッペンがタイトルを獲得することは、重要ではなく、マストだ」それをどのように実現するつもりなのかと質問されたヘルムート・マルコは、2年目となるレッドブル・ホンダのパッケージはフェラーリとメルセデスに挑戦できるはずだと自信をみせる。「シャシーに関しては、今シーズンよりも準備が十分にできていると思う。ホンダの進歩に基づいて、来年のメルセデスとフェラーリのレベルで一貫してパワーを発揮できると信じている」