レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年のレッドブルのF1ドライバーラインナップに非常に満足していると語る。昨年末でレッドブルと7勝を挙げたダニエル・リカルドがルノーへ移籍したが、ヘルムート・マルコは今年は“ハイブリッド時代の我々にとって最高の冬”だと微笑む。
レッドブルのドライバーラインナップのなかで明確なナンバー1はマックス・フェルスタッペンだ。「21歳でマックスはすでに5年目であり、すでに最も競争力のあるチームのひとつのリーダーだ」とヘルムート・マルコは Speed Week に語った。また、他の3名のレッドブルドライバーも彼の期待に応えているとヘルムート・マルコは語る。「ピエール・ガスリーはシーズン前半にポイントを獲得し、後半にはマックスにチャレンジするだろう」また、ヘルムート・マルコは、一度トロロッソを解雇されたダニール・クビアトを再起用するのは正しい決断だったと語る。「彼は経験を積んだ。そして、今回が彼にとってのラストチャンスであることを彼もわかっている」「アレクサンダー・アルボンに関してはここまで我々の期待に応えている。彼は我々全員にとってサプライズだった。彼はスピードを上げるために短い時間しか必要としなかった。そして、勇気あるドライビングスタイルを示した」昨年末でルノーと決別したレッドブル・レーシングだが、ヘルムート・マルコは2019年に“少なくとも5勝”を挙げて“自力でタイトルを獲得したい”との目標を掲げた。また、F1全体についてレッドブルはリバティメディアのマネジメントとマーケティング自体には満足しているとヘルムート・マルコは語る。「我々が満足していないのはテクニカルレギュレーションだ。何も動いていない。リバティメディアは動きが遅すぎる」とヘルムート・マルコ語った。
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