レッドブルが、オーストリアのキッツビューエルのスキーコースで雪上F1デモ走行を実施した。ステアリングを握ったのはトロ・ロッソのマックス・フェルスタッペン。ヘリコプターで山頂まで運ばれたレッドブル RB7には、当初ピレリの特製スパイクタイヤが装着されたが、雪が深くなったことで、最終的にはタイヤにはチェーンが巻かれた。
走行を終えたマックス・フェルスタッペンは「本当に特別だった。ただ雪の上で走るだけでなく、山頂で走ったんだからね」とコメント。「風景は素晴らしかったし、とても楽しむことができた。見物人の全員が僕と同じくらい楽しんだと思う。雪や氷の上でこのようなクルマで走ったことはなかったし、F1カーでなんて考えもしなかった。本当に素晴らしかった」「一番難しかったのは、みんなの予想通りだと思う。本当に滑りやすかったよ! しかも、山腹だったしね。傾斜にいると、スライドしたくないし、ミスもしたくないものだ。コースを設計して、トラックを設置した人たちは素晴らしい仕事をしたと思うし、それによってちょっと簡単になった。それでも、大チャレンジだったけどね。でも、それが本当に面白くしてくれた」走行に使用されたRB7には特別なカラーリングが施されるとともに、今年からレッドブルのエンジンブランドとなるタグ・ホイヤー、アパレルパートナーとなるPUMAのロゴが掲載されている。また、マックス・フェルスタッペンが着用するレーシングスーツもPUMA製のものとなっている。