レッドブルは、2016年にルノーのエンジンを搭載することはないと AUTOSPORT が報じている。レッドブルとルノーの関係は、新しい“パワーユニット”時代に突入以降、その信頼性とパフォーマンスの問題によって悪化している。レッドブルは、ルノーと2016年末までエンジン供給契約を結んでいる。
しかし、 AUTOSPORT は、レッドブルが、契約解消を要請する文書をルノーに送り、受諾されたと報道。F1イタリアGPでは、ダニエル・リカルドとダニール・クビアトが7基目のエンジンを投入し、大きなグリッド降格ペナルティを受けている。レッドブルの2016年の現実的なオプションは、メルセデスとフェラーリだけだとされている。ルノーのF1の将来は、今年ずっと推測の的となっている。ルノーは、2016年にカスターチームへの供給を除外しているとされており、そうなると、姉妹チームであるトロ・ロッソもパワーユニット供給元を変更する可能性がある。 AUTOSPORT は、ルノーの2016年のオプションは、ロータスを買収するか、F1から完全に撤退するかと2つに絞られていると報じた。