F1アブダビGP予選から除外されたレッドブルは、違法と判断されたフロントウィングを交換し、決勝レースをピットレーンからスタートすることにした。FIAは、レッドブルマシンに装着されたフロントウィングのフラップが、アドバンテージを得るために空力的な負荷がかかった際にたわむように設計されていると判断。レギュレーション違反として、予選失格処分を下した。
レッドブルは、レギュレーションに適応するために2台マシンのフロントウィングを交換しており、予選とレースの間にマシン変更を禁じるパルクフェルメ規約に違反した。グリッド最後列に並ぶことを認められていたセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドは、ノーズアセンブリを含むパーツ交換により、ピットレーンからスタートしなければならない。 スチュワードは声明の中で「チーム(レッドブル)は技術責任者(ジョー・バウアー)の承認を得て作業を行ったものの、カーナンバー1とカーナンバー3のパーツは当初に装着されていたものとは異なるものに交換されている」と説明した。レッドブルは、すでにコンストラクターズ選手権2位を確定させている。関連:レッドブル、フロントウィングのたわみで予選失格処分