レッドブルは、セバスチャン・ベッテルのタイトル4連覇の祝賀が、クルマの故障によって台無しになる可能性があることを懸念していたことを明かした。マーク・ウェバーは、表彰台を目指していた40周目にオルタネーターにトラブルが発生してリタイア。レッドブルはベッテルもリタイアを強いられることを懸念していた。
レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルのマシンのセンサーにも類似した問題を示していたことをレース後に明かした。レッドブルは、オルタネーターを保護するためにRB9のシステムを段階的に縮小していた。「突然のマークのクルマの故障野あと、もう一台の車にどれが起こらないと予想する理由はなかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「すぐに我々は出来るだけオルタネーターへ流れる量を減らそうとした。最後にKERSを切ることを含めてね」「オルターネーターのセンサーに問題があった。それは本当にハラハラする瞬間だった」「だが、その一方でセバスチャンはタイミングスクリーンでパープルセクターを照らしていたので、心臓が止まりそうだった」「だが、ありがたいことに、クルマは最後まで走り抜いた。セバスチャンは必要なことをやった。マークも最後までそこにいられなかったのは本当に情け容赦ない運だった」たとえ、セバスチャン・ベッテルがリタイアしていても、ランキング2位のフェルナンド・アロンソがポイント圏外だったため、ベッテルはワールドチャンピオンを獲得していた。関連:レッドブル:4年連続でダブルタイトル獲得! (F1インドGP)