レッドブルは、ハンガリーでフェルナンド・アロンソのマネージャーを務めるルイス・ガルシア・アバドと面会したのは、カルロス・サインツJr.に関してではなく、フェルナンド・アロンソについての話し合いだったことを認めた。先週末のハンガロリンクで、ルイス・ガルシア・アバドがレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーと面会していたことが目撃され、フェルナンド・アロンソのレッドブル移籍説が浮上した。
だが、ルイス・ガルシア・アバドは、レッドブルの育成ドライバーであるカルロス・サインツJr.のマネージャーも務めているため、そのための会談だったとの見方もあったしかし、クリスチャン・ホーナーは、それがフェルナンド・アロンソに関してのものだったと認めた。ハンガロリンクでの会談が、カルロス・サインツJr.に関することだったのかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「ナンセンスだ」と Sport Bild に応えた。「どうして、長くレッドブルのジュニアチームにいるサインツJr.について彼と話さなければならない?」18歳のカルロス・サインツJr.は現在、クリスチャン・ホーナーとマーク・ウェバーが共同で所有するMWアーデンからGP3に参戦している。レッドブルの育成プログラムを統括するヘルムート・マルコも「レッドブルについて話したのか、スペインの赤ワインについて話したのか、覚えていない」とはぐらかした。マーク・ウェバーが、今シーズン限りでのF1引退を発表したことで、レッドブルは、セバスチャン・ベッテルの新たなチームメイトを評価している。まだキミ・ライコネンにも勝算があると言われているものの、筆頭候補はジュアドライバーのダニエル・リカルドだとの見方が強い。それでもクリスチャン・ホーナーは「ジュニアドライバーを起用しなければならないというプレッシャーはまったくない。もちろん、ジュアドライバーは考慮しているが、来年ジュニアドライバーすることが必要条件ではない」と主張する。ハンガロリンクの面会についてフェルナンド・アロンソのマネジャーであるルイス・ガルシア・アバドからの説明はないが、フェルナンド・アロンソのキャリアに今も携わるフラビオ・ブリアトーレ「彼には契約があり、契約は必ず尊重されなければならない。アロンソは一度も離れたいと言ったことはない」と述べている。
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