レッドブルは、F1日本GP予選で、デビッド・クルサードが11番手、マーク・ウェバーは13番手だった。レッドブル・レーシングはともにQ2で姿を消した。デビッド・クルサードは、Q3まで0.08差だったが、逆に燃料搭載量を自由に選べる中での最前列をポジティブに捕えている。13番グリッドからスタートとなるマーク・ウェバーは、厳しいレースを予想する。
デビッド・クルサード (11位)「今日は厳しい接戦の戦いだった。予選は好調で、どの予選ラップもとてもきれいにまとめることができた。最後のアタックも速かったが、最終コーナーのアペックスへ入るスピードが速すぎたために、スタート/フィニッシュ・ストレートのスピードが遅くなってしまった。軽い燃料で走れたのでQ3まで残りたかったが、あのクルマのバランスではこれが精一杯だった」マーク・ウェバー (13位)「今日はスピードが十分じゃなかった。タイムが出せなければ予選にも残れない。Q2がうまくいかなかったので、その代償だね。クルマの性能をもっと生かすことができれば良かったが、最終セクターを攻めすぎてしまった。昨日も今日もクルマの感触は良かったので残念だ。今日の予選はぼくたちに味方してくれなかった。このポジションからだと明日は厳しいレースになるだろう」クリスチャン・ホーナー「Q3に進出できなかったのは残念だったが、デイビッドがQ1、Q2共に良いドライビングを見せた。0.08秒差で最終セッション進出を逃したのはついていなかったが、11位なので明日は自由に戦略を選ぶことができる。マークは好調だった3つのセクターをうまく繋げることができなかったために、明日は13番手グリッドからのスタートだ。彼にとっては大変なレースになるだろう」ファブリス・ロム、ルノー・プリンシパルエンジニア「Q3に進出できず残念だった。DCは好調であとほんの少しでQ3に進出できるところだった。0.08秒差だったと思う。しかし、ドライならばオーバーテイクしてポジションを上げることができるコースなので、明日どんな事態が起きても、その状況を十分に生かして戦えるように準備を整えたいと思う」