レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、結果を出し続けていれば、マーク・ウェバーがシートを保持しない理由はないと述べた。今年、マーク・ウェバーはF1で12シーズン目を迎えるが、最近ではレッドブルのシート喪失だけでなく、引退さえも噂されている。ここ数年間、マーク・ウェバーは1年契約を更新し続けているが、クリスチャン・ホーナーはウェバーとのパートナーシップは続いていくと確信している。
「この3年は見かけ上はマークの最後の年だった」とクリスチャン・ホーナーは Press Association Sport にコメント。「それでも、彼がクルマで成し遂げたことによって、彼はチームに残っている。今年も同じことが当てはまる」「我々は最強のペアを望んでおり、マークは過去3年間でコンストラクターズ選手権に重要な貢献をしてくれた。2010年には彼自身、タイトル獲得に近づいてさえいた」「マークは、できる限り最高の仕事をするためにチームによって雇われているし、何を期待されているかわかっている」「レッドブルにクルマに座りたいドライバーはたくさんいるが、マークにはそこに座る価値があるし、結果を出している間は、彼はその居場所を得ていくだろう」しかし、レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、セバスチャン・ベッテルのファンであることを公然と認めており、必ずしもマーク・ウェバーを気に入っているわけではない。昨年、ヘルムート・マルコは、マーク・ウェバーはセバスチャン・ベッテルと比較して精神的な強さと一貫性がなく、プレッシャーに対処することができないと述べていた。クリスチャン・ホーナーは「マークにとっての困難は、もう一台のクルマで多くのことを成し遂げた青年に対して絶えず評価されることだ」と付け加えた。「26勝、3度のワールドチャンピオン、最年少ポイント、ポールポジション、優勝といったセブが101戦で成し遂げたことは驚くべきことだ」「私の考えでは、世代のトップのドライバーとマークは絶えず比較されている。それは彼をより難しくしている」「しかし、同時にマークは、最高のドライバーと比較されるチャンスがあるとも考えられる」「彼も過去に打ち負かすことができないことを証明してきたし、そのようなパフォーマンスを19戦で繋ぎ合わせる必要がある」「彼は成熟して改善している。昨年はとても良い走りをしていたし、良いスタートを切って、今シーズン勢いを確立することが、彼のシーズンにとって重要だ」「なにより、彼がもうそれができないと考えれていれば、我々はもう一年彼をチームにいさせることはなかっただろう」
全文を読む