レーシングブルズは2026年F1中国GPのスプリントと予選で明暗が分かれる一日となった。スプリントではリアム・ローソンがハードタイヤ戦略を成功させ7位に入り、2ポイントを獲得。一方でアービッド・リンドブラッドはスピン後にマシンをピットへ戻しリタイアとなった。予選では2台ともQ2に進出したものの、最終アタックがダブルイエローフラッグによって妨げられタイム更新ができず。
ローソンは14番手、リンドブラッドは15番手に終わった。リンドブラッドは週末を通じてトラブルに見舞われており、十分な走行距離を積めていない状況だ。スピーニ『ハードタイヤ戦略が機能した』レーシングブルズのトラックサイド・エンジニアリング責任者マッティア・スピーニは、ローソンのスプリント戦略が成功したと語った。「今日はスプリント週末の土曜日らしい展開になった。スプリントではリアムをハードタイヤでスタートさせるという通常とは異なる判断をした。グレイニングに対してより強いと予想していたからだ」「それは正しい選択だった。セーフティカーが13周目に導入された際、リアムは集団を抜けてポイント圏内に入り、最終的に7位でフィニッシュした」「リアムは冷えたハードタイヤでのリスタートも上手くマネジメントし、ポジションを守った」「残念ながらアービッドは1周目にスピンしてしまい、予選に向けてマシンを最良の状態に戻すため、我々はマシンをリタイアさせる決断をした」「予選では2台ともQ1で新品のソフトタイヤを2セット使用し、スプリント後の低燃料状態への適応を進めた。2台ともQ2に進出し、2回目のアタックでは大きくタイムを縮めていたが、最終コーナーでダブルイエローが出たことでラップを中断することになった」「戦略グループは明日のレースで前進するチャンスを見つけるための作業に集中する。明日も波乱のレースになる可能性が高い」ローソン『大胆な戦略だったがうまくいった』リアム・ローソンは、スプリントでのハードタイヤ戦略がうまく機能したと振り返った。「今朝のスプリントはとても良かった。終盤には良いトラックポジションにいて、セーフティカーが出た時もそれを失いたくなかった」「大胆な戦略だったがうまく機能し、ポイントを持ち帰ることができた」「予選は少しまとまりを欠いたセッションだった。ただ最後のラップではとても良い走りができていて、すべてがうまくまとまりかけていた」「しかし最終コーナーでダブルイエローが出てしまい、ラップを中断せざるを得なかった。それは残念だった」「明日はタイヤマネジメントとエネルギーマネジメントがとても重要になる。厳しいレースになるだろうから、強い戦略が必要になる。今夜それを準備する」リンドブラッド『最後のラップはコンマ3秒速かった』アービッド・リンドブラッドは、Q2最後のアタックでタイムを大きく改善していたと語った。「予選ではクルマの感触はとても良かった。いくつかのランではミスもあったが、最後のラップではコンマ3秒ほど速くなっていた」「Q3に進めたかは分からないが、確実にタイムは伸びていたので、最終コーナーのイエローフラッグは少し残念だった」「昨日のフリー走行1回目と今朝のスプリントで数周分の走行を失っているが、それが今の状況だし取り戻すことはできない。だから今ある条件で最大限を引き出すしかない」「明日のレースは面白いものになると思う。タイヤマネジメントと戦略がとても重要になるだろう。ポイント獲得のチャンスがあるかどうか見てみたい」レーシングブルズにとっては、ローソンのスプリントポイントという成果と、予選での不運が入り混じる一日となった。決勝では戦略とタイヤマネジメントが順位を左右する重要な要素になりそうだ。
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