レーシングブルズのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインが、角田裕毅が5番グリッドを獲得した2025年F1 オーストラリアGPの予選を振り返った。下馬評は決して高くなかったレーシングブルズだが、フリー走行からトップ10圏内をキープ。予選では角田裕毅が素晴らしいラップで5番手タイムをマークすると、チームメイトのルーキーであるアイザック・ハジャーもその勢いを生かして11番グリッドを獲得。2台ともポイントを狙える位置からスタートする。
「今日の結果にはもちろんとても満足している」とアラン・パーメインはコメント。「まず、アイザックはQ2でチームメイトのタイムからコンマ2秒以内に迫った。本当にうまく週末をマネージメントした彼に感謝したい。今シーズン残りのレースで彼がどんな走りを見せてくれるか、とても楽しみだ」「そしてもちろん、裕毅はQ3で完璧なラップを走り、5番グリッドを獲得した。これ以上の結果はないだろう!明日、我々が何ができるか楽しみだ」 角田裕毅「今日、このような結果になるとは予想していませんでした。5位になるとはまったく思っていませんでした。トップ10に入れればいい方だと考えていました。接戦になることは分かっていましたが、最終ラップは本当に魔法のようなラップでした。すべてをうまくまとめ上げることができました。ランドのトウに少し助けてもらったので、感謝しています。ラップタイムは突然出てきたようなものですが、マシンは今週ずっと安定して好調でした。チームは本当に一生懸命頑張ってくれました。アブダビからこれほどまでにステップアップできたことに正直驚いています。この結果を見れば、オフシーズンに彼らがどれほど努力してきたかが分かります。彼らとファクトリーのチームの皆さん、お見事です。明日は少し雨が降るようです。マシンのセットアップは万全です。マシンは良いパフォーマンスを発揮してくれるでしょうから、ワクワクしていますし、自信もあります。ただ、集中を切らさないようにしなければなりません」アイザック・ハジャー「今日はとてもハッピーだ。今週末を迎えるにあたって、F1での初めての予選でこの結果を残したかった。Q1では良い感触があったが、Q2ではバランスに満足できず、ラップ中に少しラップタイムを失ってしまった。どこでタイムを失ったかは分かっているので、少しフラストレーションが溜まっているアルバート・パークは特殊なサーキットだけど、チームとして、そして5位の裕毅とともにこのパフォーマンスを発揮できたことは、バーレーンテスト後にハードワークを積み重ね、前進し、マシンに対する理解を深めてきたことを示している。明日は雨の予報だが、他のマシンが周りにいる状況でウェットコンディションを走ったことは一度もなく、TPCで単独走行をしたことも一度しかないので、経験値はあまりない。でも、その代わり、本能と賢さを駆使することが重要になるだろう」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿チームメイトのアイザック・ハジャーも角田裕毅の予選5番手に興奮
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