ビザ・キャッシュアップRBのギヨーム・デゾトゥーが、角田裕毅が3戦連続のQ3進出を果たして2024年F1第8戦モナコGPの予選を振り返った。角田裕毅は再びトップ10シュートアウトに進出した。角田はQ3の常連となりつつあり、今回は8番手を獲得してミッドフィールドのランナーをリードし、さらにポイントを獲得できる絶好の位置についた。
リカルドはタイヤの準備に苦労していたようで、C5ラバーは非常に狭いウィンドウしか使えないようだった。その結果、リカルドはQ3進出を逃した。「金曜日は好調で、いつものように夜間の分析とシミュレーター作業を行った後、フリープラクティス3回目は予選に向けてソフトタイヤの最適化に充てるプランだった」とギヨーム・デゾトゥーは語った。「予選では、コース上の競争が非常に激しく、特に20台のクルマがコース上にいる混雑したQ1では、良いトラフィックウィンドウを見つけることが重要だとわかっていた。エンジニアとメカニックは、適切なタイミングでコースに出て、サーキットで良いポジションを見つけるという素晴らしい仕事をしてくれました」「1セット目のタイヤで競争力のある周回ができたが、路面の進化が大きいため、全員が再走行を強いられることは明らかだった」「Q2セッションも接戦となり、裕毅が2セット目で力強いラップを見せてQ3進出を決めた。ダニエルはマシンのバランスに少し苦しんだが、それでもストロールを破り、ヒュルケンベルグに近づいた」「Q3はコース上でのマシンの台数が10台と少なく、トラフィックマネジメントに関しては間違いなく楽だった。裕毅は8番手を確保するために素晴らしい仕事をしてくれた。またもやQ3でミッドフィールドのトップに立つことができた。明日に向けて強いポジションにいる」「これから戦略グループがさまざまなレースシナリオを検討し、シミュレーションを繰り返し、午前中に最終的なプランについて話し合い、決定する。目標ははっきりしている。さらにポイントを持ち帰ることだ」