ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームは、角田裕毅とダニエル・リカルドが駆る2024年F1マシン『VCARB 01』を発表した。昨年までスクーデリア・アルファタウリとして活動していたレッドブル・レーシングの姉妹チームは、2024年のF1世界選手権に向けてチーム名を変更。VisaとCash Appをタイトルスポンサーに迎え『Visa Cash App RB』へと変貌を遂げた。
ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームは、現地時間2月8日(木)にラスベガスで2024年F1マシンの発表会を開催。新しい装いでの1号車は『VCARB 01』と命名された。イタリアのファエンツァに本拠地を置くチームは、これで3回目のアイデンティティ変更となる。レッドブルがミナルディを買収した後、トロロッソ(イタリア語でレッドブル)を経て、この3年間はアルファタウリを名乗っていた。VCARB 01は、Visaのコーポレートカラーであるブルーをメタリックで塗装し、シルバーの雄牛が描かれ、トロロッソの後期に人気を博したカラーリングを彷彿とさせる。また、新生ビザ・キャッシュアップRBは、新体制で挑む。トロロッソ創設時からチーム代表を務めていたフランツ・トストが引退し、CEOに元FIAのピーター・バイエル、チーム代表に元フェラーリのローラン・メキースという2頭体制をとり、元アルピーヌのアラン・パーメインがレーシングディレクター、10月からは元マクラーレン/FIAのティム・ゴスがらチーフテクニカルオフィサーとして合流する。ドライバーは、チームとの4年目となる角田裕毅、そして、昨年途中にチームに加入した8度のグランプリウィナーであるダニエル・リカルドでシーズンのスタートを切る。RBフォーミュラ1チームは、レッドブル・レーシングとの連携を強化。レッドブルのミルトン・キーンズにチームの英国施設を新設。VCARB 01は、前後のサスペンションなどを含め、前年のチャンピオンマシンであるレッドブル RB19のパーツを購入して、それを元に設計されている。マシンの心臓部であるパワーユニットはホンダ製『Honda RBPTH002』を搭載する。 この投稿をInstagramで見る Visa Cash App RB F1 Team(@visacashapprb)がシェアした投稿