アルファロメオF1のキミ・ライコネンには毎年F1引退の噂が付きまとっているが、まだF1を楽しんでおり、将来についてとてもリラックスしていると語る。2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンも今年で42歳になる。特にアルファロメオではかつて所属したトップチームのように上位を争うことができず、常にF1引退が囁かれている。
また、アルファロメオのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、アントニオ・ジョビナッツィを将来の“チームリーダー”に指名したことで、2021年以降のキミ・ライコネンの去就にさらに注目が集まっている。しかし、キミ・ライコネンは相変わらず落ち着いており、将来の計画を焦って決めようとはしていない。「昨年と違いはない」とキミ・ライコネンは語った。「僕たちは同じ状況にいるし、何が起こるかを見ていくつもりだ。今のところ、自分がやっていることを楽しんでいるし、身体を保っている。将来がどうなるかを見たいと思っている」F1を引退した場合でも、キミ・ライコネンの将来が、チーム代表やアドバイザーになることがリストの一番上にないことはおそらく驚くことではないだろう。「5年か10年後に自分がどこにいるかはわからない」とキミ・ライコネンは続けた。「チームプリンシパルやアドバイザーになるかどうかは・・・現時点ではノーと言うけど、どうなるかは決して分からない」10年以上前にフォーミュラ・ルノーからF1へと飛び級でデビューを果たしたキミ・ライコネンは、現在のドライバーは自分がスタートした頃に比べると、はるかに貴重な経験を積んでF1に到達していると語る。「今は、僕が始めた頃とはすべてが異なっている」とキミ・ライコネンは語る。「僕は競技車の経験がほとんどなかった。最近では、F2とF3のおかげで、マイナーフォーミュラの経験が豊富になっている。僕はフォーミュラ・ルノーからF1に大きな一歩を踏み出した。スポーツが変わった」「僕はまだ同じだけどね。ほんの少し年上なだけだ」「人生はさまざまな方法で人を変え、経験を積む。前向きなこともあれば、そうでないこともありる。僕は常にベストを尽くしす、人生は続いていく」
全文を読む