アルファロメオF1のキミ・ライコネンは、F1オーストリアGPの予選でQ1敗退を喫し、最後列の19番グリッドからレースをスタートすることになった。昨年のF1オーストリアGPでは、アルファロメオF1は2台揃ってQ3進出を果たし、決勝でもダブル入賞を果たしていた。しかし、今年のアルファロメオF1はプラクティスからほとんど話題にならないくらい低迷。
予選でキミ・ライコネンは同じくQ1敗退となったチームメイトのアントニオ・ジョビナッツィの後塵を拝し、19番手タイムでセッションを終えた。F1キャリアで通算18回のポールポジションを獲得しているキミ・ライコネンは、313戦のキャリアで最後列スタートは10回しかない。だが、キミ・ライコネンは、結果はチームの現況の現実を表していると語る。このような厳しい予選セッションを予選していたかと質問されたキミ・ライコネンは「昨日と今朝の後、あまり楽な一日にはならないと思っていた」とコメント。「でも、これが僕たちの現在の状況であり、クルマをより速くして競争力を高めなければならない」「僕たちが昨年ほど良くないのは明らかだ。今年起こったことを他の年と比較すればそうだけど、最初のレースウィークエンドであり、もちろん、目標とするところから遠く離れているけど、それが今の現実であり、自分たちに何ができるかを見極める必要がある」関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション