アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、F1アゼルバイジャンGPの予選後のたわみ試験にフロントウイングが合格しなかったことで予選失格となり、ピットレーンから決勝をスタートすることになった。キミ・ライコネンは予選を9番手で終え、決勝は8番グリッドからスタートすることになっていたが、予選後のFIAの標準的なパルクフェルメ検査でC38のフロントウイングがたわみ試験に合格しなかった。
FIAスチュワードは、予選後にキミ・ライコネンとチームの代表者を召喚していた。FIAは「カーナンバー7のマシンでフロントウイングフラップのたわみ試験が行われた。フロントウイングの60Nの荷重で5mmを超えてたわんでおり、F1技術規則の3.9.8に準拠していなかった」と説明。この結果、キミ・ライコネンは予選失格となり、決勝をピットレーンからスタートすることになった。F1アゼルバイジャンGPでは、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、ウィリアムズのロバート・クビサもピットレーンからスタートすることが決定している。