キミ・ライコネンは、フェラーリのチームプリンシパルを務めるマウリツィオ・アリバベーネは、チームをかつての栄光へと導くための適切な人物だと語る。フェラーリは、過去2年でメルセデスとのギャップを縮めたが、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方で上回ることはできなかった。
キミ・ライコネンは、2007年にミハエル・シューマッハの後任としてフェラーリに加入。当時のチーム代表はシューマッハとともに黄金時代を築いたジャン・トッドが務めていた。「僕が加入したとき、チームのトップにはジャン・トッドがいた。今、彼は違う役割を果たしているけど、素晴らしい人格者だし、友人のままだ」とキミ・ライコネンは Sky Sport Italia にコメント。「幸いにも僕たちはレース週末の間にお互いに顔を合わせている。それは素晴らしいことだ」「彼の後、何人かチームプリンシパルがいた。何人いたかさえわからないけどね」その後、数人のチーム代表を経て、2014年にマウリツィオ・アリバベーネがチーム代表に就任。近年、フェラーリは勢いを取り戻している。「今はマウリツィオがいて、素晴らしい時期を迎えている。彼はフェラーリをチームに見合った場所に戻すのに相応しい人物だし、彼には多くの借りがある」キミ・ライコネンは、フェラーリに最後にチャンピオンシップをもたらしたドライイバーだが、その期間をまもなく終わらせることができると確信していると語る。「チームの活躍を祈っている。他のドライバーが勝つことになるのは間違いないだろう。たぶん近い将来そうなるかもしれない。全ての結果や記録は長く続くわけではないし、常にそれを破る誰かがいる。人生はそのように動いている」フェラーリは、2019年にキミ・ライコネンの後任としてシャルル・ルクレールを起用することを発表。キミ・ライコネンはザウバーに移籍することが決定している。