キミ・ライコネンは、F1中国GPで自分のドライビングスタイルが競争力不足の理由だと考えている。フェルナンド・アロンソが、フェラーリに今季初の3位表彰台をもたらしたのに対し、キミ・ライコネンは8位でF1中国GPのレースを終えた。「僕のドライビングスタイルによるところが多いかもしれない。加えて、気温の低いコンディションとタイヤをきちんと働かせることができなかった」とキミ・ライコネンは述べた。
バーレーンテストでフェルナンド・アロンソが走らせたキミ・ライコネンの古いシャシーに問題が発覚したことで、中国GPではライコネンに新しいシャシーが与えられていた。「クルマに問題があるとすれば、新品タイヤで速くないことだ」とキミ・ライコネンはコメント。「それは気温の低いコンディション、サーキットレイアウト、自分のドライビングスタイルの組み合わせだと思う」フェラーリは、キミ・ライコネンがF14 Tをより快適に感じられるようにフロントサスペンションをアップグレードしたが、ライコネンは上海でグリップに苦労した。キミ・ライコネンは、自分のドライビングスタイルによって、フロントタイヤに十分な熱を入れられていないと考えている。「僕はタイヤをそこまで激しく使う方だと思っていないし、ウェットや気温の低いときはタイヤを働かせるのが難しい」「リアタイヤからグリップがなくなるまでは新品タイヤはうまく機能するけど、そのあと遅くなって、タイヤがより冷え始めて、全てが巡りに巡って修復できなくなる」「突然ドライビングスタイルを変更できて、修復できる魔法のようなものはない。いくつかの場所ではうまく機能するけど、いくつかの場所ではそうはいかない」「とにかく作業して、そうなったときに解決策を見つけなければならない。似たような状況に行き着かないことを願っている」「そこに行き着いてしまったら、抜け出すのは難しい。特にレースではね」
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