レーシングポイントは、F1中国GPの決勝で、セルジオ・ペレスが8位入賞、ランス・ストロールは12位でレースを終えた。アンディー・グリーン(テクニカルディレクター) 「さらに4ポイントを手に入れて中国を出発する。今日の結果により、今シーズンはこれまでのところ毎レースでポイントを記録している。セルジオは巧みなレースを走り、タイヤもうまく管理していた。1周目に好位置につけ、トラブルに巻き込まれることなく8位で完走をは果たした」
「ランスは入賞に近づいたものの、1ストップ戦略が生きるポジションを得られていなかった。最初のピットストップでアルボンに先行を許したことが影響し、レースの大部分でトロロッソを追いかけながら最後の1点を争うことになった。レース終盤、ギャンブルとはいえソフトタイヤで終盤の数ラップを走らせようとランスを2ストップ戦略に変更した。ファイナルラップでマグヌッセンをなんとか追い抜いたものの、対応しなければならないブルーフラッグが多く、状況をトリッキーにした。彼は素晴らしいスタートを決めて、見事な走りを披露したが、今日は戦略が彼の優位に働かなかった」セルジオ・ペレス (4位)「今日はポイントを獲得できてとても嬉しい。スタートは素晴らしかった。ギャップを見つけて飛び込んで、それが功を奏した。レースペースは良かった。僕たちはペースを維持することができたし、タイヤもうまく管理できた。でも、簡単なレースではなかった。第2スティントはずっとキミからプレッシャーを受けていたし、そのせいでタイヤのケアもペースアップするのが難しくなった。それは僕の前のダニエルも同じだった。彼も自分のタイヤをケアするのに必死だったと思う。僕が近づくたびにまた引き離せるようにペースを見い出していたからね。ここは僕らにとって決して最も強いトラックではなかったので、今日のようなチャンスを掴んで、ポイントを獲得し続けることが重要だ。バクーでの次のレースではもっと力強くなるポテンシャルがあると思っている」ランス・ストロール (12位)「今日はもっと良い結果が得られていたはずだ。1回目のストップ前はアルボンの前にいたけど、彼は1周だけアンダーカットしてポイントフィニッシュしたのでちょっと悔しい。もっと積極的にいけたかもしれない。目の前には誰もいなかったからね。あの時、前にいたのはセルジオかライコネンだったと思うけど、5秒くらい先を走っていた。前の誰かと本気で争っていたわけではなかったし、アルボンは3秒後方にいた。典型的なアンダーカットだ。がっかりしている。そうなってからは彼の後ろで汚れた空気を浴びてしまい、オーバーテイクが難しくなった。最後にもう1回のピットストップを試し、マグヌッセンを追い抜いて12位フィニッシュしたけど、もっといけたはずだ。レースペースは悪くなかったけど、今日はポイントを獲れたはずだと思うので、戦略を見直さなければならない」
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