ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは、2020年のF1世界選手権の再開について慎重に計画するべきだと語る。ピレリが拠点を置くイタリアは新型コロナウイルスにとって甚大な被害を受けている。救急救命士と救急車の運転手の資格をもつマリオ・イゾラは母国を救うためにボランティアで救急車の運転手を務めて感染者の支援をしている。
マリオ・イゾラは、F1は「夏にレースを始める計画がある」と DPA通信 に語る。「F1が再開するならばそれは朗報だ。ウイルスに打ち勝ったようなものだからね」「だが、第2波を避けるためには慎重を期す必要がある」マリオ・イゾラは、新型コロナウイルスによって“F1バブル”と“現実”との間にいかに違いがあるかを実感したと語る。「我々はレースを行うことができない。だが、私はここでそれとは比べものにならないくらい深刻な問題を抱えた人たちを目にしている」元F1ドライバーのミカ・ハッキネンも、7月からF1を開始するという計画は時期尚早かもしれないと考えている。「計画はどうにでも立てられる。だが、まだ新型コロナウイルスに対する解毒剤はない。それが最大の問題だ」とミカ・ハッキネンは Unibet に語った。
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