ピレリが、2016 F1 オーストラリアグランプリの決勝レースを振り返った。メルセデスのニコ・ロズベルグが、タイヤレギュレーションが一新された2016年シーズンの開幕戦を制した。新しいレギュレーションの下では、各レースで3 種類のコンパウンドが使用可能で、各チームは、タイヤアロケーション内で各コンパウンドのセット数を選択することができる。
18周時点で赤旗中断が発生した決勝で、9名のドライバーが3種類のコンパウンドを使用した。新レギュレーションの狙い通り、中断後のリスタートで多彩な戦略が展開され、メルセデスとフェラーリは、お互いに正反対の戦略を選択した。そのような状況下、フィニッシュ時のトップ3は10秒以内の差の中にあり、新タイヤレギュレーション下での接戦を物語っていた。ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)「スタートからフィニッシュまで、戦略的なタイヤバトルが展開されたグランプリとなりましたが、タイヤ交換が可能となった18 周時点の赤旗中断によって流れが一変しました。ともに中古のスーパーソフトでスタートしたフェラーリとメルセデスは、第2 スティントで正反対の戦略を選択し、メルセデスがレース全体の3 分の2 の距離をミディアムで走行したのに対してベッテルはソフトでこれを猛追しました。新レギュレーションは戦略に対する数多くのアプローチを可能にさせ、完走した16 名中9 名が3 種類のコンパウンドを使用し、上位6 名が5 種類の異なる戦略を実行しました。期待通りのトップ争いが行われた一方で、ロマン・グロージャンがピットストップを行うことなく6 位に入賞し、ハースのデビュー戦でチームにポイントをもたらしました。グロージャンは、赤旗中断中にソフトからミディアムへ交換する見事な戦略を実行しました。バルテリ・ボッタスも同様の戦略を採用しました」関連:【動画】 2016 F1オーストラリアGP 決勝レース ハイライト
全文を読む