アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、ホンダのF1パワーユニット開発に関していくつか有望の兆候を目にしていると語る。昨年10月、ホンダは2021年シーズン限りでF1から撤退することを発表。だが、ホンダは最後まで全力を尽くすことを約束し、2021年シーズンに向けて新しいF1エンジンの開発に取り組んでいる。
F1からの撤退が差し迫っているにも関わらず、ホンダF1はレッドブルがタイトル争えるF1エンジンを供給し、パートナーシップを可能な限り良いカタチで終えることを決している。昨年のF1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダのマシンを衝撃的な勝利に導いたピエール・ガスリーは、ホンダは2021年に“最後のレースまで全力を尽くす”と確信しており、すでに最後のF1エンジンは良い兆候を示していると語る。「彼らには良いプランがあると思う」とピエール・ガスリーは語った。「いい感じのことをいくつか知っているけど、彼らのために話したくない」「あまり興奮しすぎずにラップタイムとコース上で確認するのを待っている。でも、僕はホンダがどれだけ働いているかを知っているし、2021年末で離れるからといって彼らがその前に諦めることがないと確信している。それは彼らの考え方ではない」「彼らは最後のレースまでプッシュしてすべてを与えてくれると思う。彼らは一貫してパッケージを改善しようとしていると思う。(アブダビで)マックス(フェルスタッペン)はメルセデスに先んじてポールを獲得し、4台のホンダ車が第Q3に進出した。僕たちはかなりまともなレベルに達している」「当然ながら、来年にもっと多くのことを得られれば、それはさらに良いだろう」