ピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの決勝レースを11位で終えた。9番グリッドからソフトタイヤでスタートしたピエール・ガスリーは、オープニングラップのインシデントを避けて7番手に浮上。だが、28周目にピットインすると先行マシンとの差を広げられてしまう。51周目にピットインしたピエール・ガスリーだが、この直後にバーチャルセーフティカーが導入され、11位まで順位を落としてレースを終えた。
「今日はとてもタフなレースだった」とピエール・ガスリーはコメント。「ペースが足りず、自分が考えていたようなレースができなかった。リアに苦しみ、かなりのアンダーステアが出ていた。さらに、バーチャルセーフティカーのタイミングも、僕らにとっては不運だった」「大波乱のレースになり、表彰台の顔ぶれを見ると、僕たちにも大きなチャンスがあったと思うし、そこに加われなかったことが残念だ。データをよく確認し、なぜ金曜に比べて今日はこんなに苦しくなったのかを理解する必要がある。そして、うまくいった部分も振り返り、アブダビで好結果を出してシーズンを締めくくれるように挑んでいく」