アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、6月7日に開催された第7戦でF1バーチャルGPに初参加。“とても楽しかった”と振り返った。ドバイでの自粛期間中はシムレース環境が整っていなかったため参加できなかったピエール・ガスリーだが、フランスに帰国して環境をセットアップ。アゼルバイジャンを舞台にした第7戦でF1バーチャルGPに初参加を果たした。
予選を7番手で終えたピエール・ガスリーは、回線トラブルによってピットレーンスタート。さらにターン2の接触で最下位まで後退したが、そこから挽回して12位でレースをフィニッシュした。「今回が今年初めてのバーチャルGPだった。自分自身楽しめたし、とても楽しかった。僕にとって試してみたかった新しい経験だった」とピエール・ガスリーはコメント。「土曜日の朝にイタリアからフランスになんとかシミュレーターを届けることができたので、日曜日のレースのためにすべてを適切にセットアップするのはかなり大変な作業だったけど、なんとかなかったし、レース前に少し練習することもできた。みんなと一緒にコースに出て、バーチャルワールドがどんな感じかを発見するはクールだったね」「予選にかなり満足してている、しばらくの間これらのレースに参加しているシャルルとランドと戦ってP7だった。でも、僕にはもっと学ぶべきことがあるし、もっと練習する必要がある」「レースはかなり複雑だった。初めてだったし、ストリーミングがきちんと繋がらなかった。接続に問題があって、フォーメーションラップができなかったので、グリッドからスタートする必要がった。素晴らしいスタートを切ることができたけど、その後ターン2に衝突して最下位になってしまった。その後、レースではさらに混乱が生じた。後方から追い上げて、いくつかのインシデントによって12位になれた」「全体的にとても楽しかった。別のプラットフォームでバーチャル・ルマン24時間レースに参戦するし、その後F1バーチャル・カナダGPがあるので、あと数日練習する必要がある。次回までにはもっと上手くなって、競争力をつけられると確信しているよ」