アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、ファンから公募した2020年のF1世界選手権の開幕戦で着用するヘルメットのデザインを決定した。新型コロナウイルスのパンデミックによって2020年のF1世界選手権は第10戦までの延期・中止が決定しており、現段階では早くとも7月のF1オーストリアGPまでレースが開催されることはない。
その期間を利用して、ピエール・ガスリーは、シーズン再開時に着用するヘルメットのデザインをファンにTwitterで公募していた。今回、ピエール・ガスリーはファンから送られてきた中から開幕戦で着用するヘルメットのデザインを決定。メキシコの21歳のコミックアーティストであるLitzelArt(@LitzelArt)の作品が選ばれた。「これに決まったよ! LitzelArtのデザインに感謝しているよ。これがシーズン開幕戦で着用するヘルメットだ。まったく違った何か新しいものにしたかったんだ」とピエール・ガスリーはコメント。「すべてのデザインに感謝している。素晴らしいものがたくさんあった。残りのシーズンでみんなのアイデアをいくつか使わせてもらうよ!」2015年以降、F1の競技規則ではF1ドライバーが“実質的に同じ色合い”のヘルメットを着用することが義務付けられ、毎年1回限りの変更しか認められていなかったが、今年からそのルールは廃止される。