トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、F1ブラジルGP初日のフリー走行を振り返った。ウエットコンディションとなったFP1で8番手タイムを記録したピエール・ガスリーは、FP2で中団の僅差の争いの中、6番手からわずか0.2秒差の12番手をマークした。しかし、セッション残り20分、走行中にICEのトラブルがパワーユニットに発生してしまい、走行を終えることになった。
「ウエットコンディションでの走行は久しぶりだったので、今日の午前のセッションは楽しむことができた。いい感触で走行できたけど、明日以降はドライになるので、実際にはあまり有益なセッションではなかったかもしれない」とピエール・ガスリーはコメント。「午後のFP2ではプライムタイヤでまずまずの走行ができたけど、ソフトタイヤではトラフィックの影響でタイムを出すことができなかった。今日の結果からは、6番手から15番手までのポジションが0.3秒の差しかないため、明日の予選は中団が非常にタイトな戦いになると思う。なので、クリーンにラップを走行し、すべてを出しきる必要がある。とてもエキサイティングな予選になるのではないだろうか」「FP2の終わりにPUの問題が発生し、マシンを止めなくてはならなかったため、ロングランの周回を数周失うかたちになった。ただ、こういったことはしばしば起こってしまうし、今日は明日への準備としては十分な走行を重ねられたと思うので、明日巻き返しを図れればと考えている」関連:F1ブラジルGP フリー走行2回目 | ベッテルがトップでフェラーリが1-2