レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、苦戦を強いられているRB15のハンドリングを解決するためにはレッドブルからもっと優れたディレクションが必要だと感じていると語る。今年からレッドブル・レーシングに移籍したピエール・ガスリーだが、F1プレシーズンテストで2度のクラッシュを喫し、開幕戦オーストラリアGPでもQ1で敗退し、ノーポイントで終えるなどパフォーマンスを発揮できていない。
先週のF1バーレーンGPでは今シーズン初ポイントとなる8位入賞を果たしたピエール・ガスリーだが、RB15に完全に慣れることができれば、もっとポテンシャルを発揮できるはずだと主張する。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、開幕戦で3位、第2戦では4位と結果を出している。「セットアップで何らかの方向性を見い出す必要があると思っているし、僕のドライビングスタイルにもっと合っていると感じさせるようにエンジニアが僕をいかに助けられるかだと思っている」とピエール・ガスリーは Autosport にコメント。「それに自分がドライビングスタイルの面で改善できることも確認しなければならない。まだクルマでやりたいことができていないような感じている。「現時点では、とにかく本気でプッシュできていないと感じているし、クルマは思ったとおりに反応していない」「もっと多くのポテンシャルがある。でも、それをどうやってロック解除できるかを確認する必要がある」オーストラリアと比較して8位入賞を果たしたバーレーンは一歩前進となったが、ピエール・ガスリーはバーレーンでのレース内容には満足できていないと語る。「満足していないのは確かだ。いくつかポジティブな点はあったと思うけど、僕たちは望んでいる場所まで到達できていないし、自分が望んでいる場所でもない」とピエール・ガスリーはコメント。「予選でのクルマのフィーリングはかなり難しかったし、レースでも同じようなものだった」「スタッフと一緒に仕事をして、何を変えられるのかを確認し、このクルマに自分のドライビングを運転を適応させなければならない。今はかなり困難だし、予測できない」レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、バーレーンでの今シーズン初ポイントはピエール・ガスリーにとって自信の後押しになると考えており、比較的控えめな結果ではあるものの、バーレーンでのガスリーのレースには感銘を受けたと述べた。レッドブルチームのボス、クリスチャンホーナーは、今年の最初のポイントのフィニッシュはガスリーにとって自信を持って後押しするだろうと考えており、比較的控えめな結果を挙げたにもかかわらずバーレーンに感銘を受けたと述べた。「バーレーンで力強いレースができたことはピエールにとって重要なことだったと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼はいくつかオーバーテイクを見せていたし、特にセルジオ(ペレス)への追い抜きはメインスクリーンには表示されなかったが非常に印象的だった」「特にレース後半でのクリーンエアーでの彼のペースは強力だったし、そこから多くの自信を掴めたと思っている。予選でもっと上位グリッドを獲得できるようになれば、彼にとってはるかに楽になるだろう。それが彼にとって自信を押し上げてくれと思っている」「彼は競争力のあるレースをしていたし、懸命に戦っていた。かなりの台数をオーバーテイクしなければならなかったし、レース後半は特に競争的だった。彼は今週末から多くのことを得られたと思うし、今後のレースに生かせると思う」 クリスチャン・ホーナーも、レッドブルの2019年マシンはセットアップが容易ではないと認める。「現時点でトリッキーなマシンになってしまっている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々の作動ウインドウはかなり狭い。マックスは非常にうまく対処しているが、ピエールにとってはより厳しい状況となっている。適応できると確信しているがね」
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