ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・ホンダでチームメイトとなるマックス・フェルスタッペンならばホンダのF1パワーユニットには“5~6周”で適応できると考えているが、ホンダの“日本流のアプローチ”に慣れているという点ではフェルスタッペンよりも“明らかなアドバンテージ”があるだろうと認める。「ドライビングに関しては、マックス(フェルスタッペン)なら5~6周でホンダに慣れると思う」とピエール・ガスリーはコメント。
「フィーリング、クルマで感じるレスポンス、ドライバビリティ、それら全てのことをね。F1で彼くらい優れたドライバーであれば、そのフィーリングを掴むのにあまり時間は必要ではない」「僕がホンダとのコミュニケーションや作業を学んできたことの方が重要だ。異なる文化だ。日本の文化はヨーロッパの文化とは非常に異なる。彼らの仕事の仕方はわずかに異なるし、それに慣れる必要がある。そこは僕にとって明らかにアドバンデージになるだろう」「でも、クルマのなかでは彼が慣れるのに5~6周以上かかるとは思っていない」レッドブル・レーシングが2019年にルノーからホンダに変更することで、ピエール・ガスリーは3シーズン連続でホンダのエンジンを走らせることになる。F1シートを獲得できなかった2017年、ピエール・ガスリーは日本でスーパーフォーミュラに参戦し、ホンダのエンジンを搭載するチーム無限を走らせていた。「スーパーフォーミュラは僕にとって素晴らしい一年だった。コース上だけでなく、個人的にもね」とピエール・ガスリーはコメント。「日本人は多くの敬意を払うし、本当にそれを理解する必要がある。リスペクトが重要だ。彼らが間違ったことをしていたり、間違ったやり方でやっていたも言ってはもらえない。自分でそれを説明して、自分が進みたい場所に彼らを導く方法を見つけなければならない。ヨーロッパで英語、フランス語、イタリア語を話す人々とやっているほどストレートに進めることはできない」「彼らと客観的に対話をして、物事をうまく説明する方法を見つける必要がある。彼らと真正面からぶつかると、状況がかなり悪い方向に進んでしまうこともあるも確かだ」