ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、中国GPでF1初ポイントを獲得したヴィタリー・ペトロフの走りを称賛した。ヴィタリー・ペトロフは、レース後半に果敢な走りをみせ、7位でフィニッシュ。エリック・ブーリエは、困難だった開幕数戦を終えて、ついにペトロフが才能を示すことができたと考えている。
「ヴィタリーは、素晴らしい走りをした」とエリック・ブーリエは語る。「レース序盤、コンディションは非常にトリッキーだった。いくつかの部分はウェットで、いくつかはそうではなかった。常に変化するコンディションは、ルーキーにとっては決して簡単なものではない」「しかし、レース後半に皆が同じタイヤを装着してから、彼は速さをみせた。ファイナルラップでは彼はトラック上で最速のクルマだった」「彼には、彼のスピードとプレッシャー下での落ち着きなど、非常に力強い才能があることはわかっている。ヤングドライバーには時間を与えなければならない。今年、小林とヒュルケンベルグなど、確立されたチームの他のルーキは、レースを完走し、ポイントを獲得することに苦労している。彼の二人の方がF1カーでの経験は多い」「ヴィタリーはやっと本当の才能を示すことができた。一旦、クルマに自信を得られれば、彼は非常に速さがあることが証明された」エリック・ブーリエは、これまでチームが46ポイント獲得できたのは、ルノーが積極的な開発計画が成果をあげたと考えている。「エンスト、ヴィリー、そしてトラックの誰もが、信じられないくらい一生懸命に取り組んでいる。レースチームは今週末の特記に値する。彼らは週末を通してずっと長時間働いていたし、ヴィタリーのフリー走行3回目の自己のあと予選にヴィタリーのクルマを準備するために素晴らしい仕事をしてくれた」「初めて2台のクルマがポイントフィニッシュしたことは、彼らの努力の大きな成果だ。開発に関して、我々はここでコンマ1秒取り戻したし、レースごとにコンマ1秒改善している」「進歩がトラック上で確認できるには時間がかかるものだが、レースごとに状況を確認すれば、我々は着実にポールポジションに近づいている。最終的に、ロバートは中国の予選で初めてメルセデスに割って入ることができたし、それはチーム全体にとって非常に励みになった」「みんなが限界までプッシュしているし、その激務が成果をあげはじめている」
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