セルジオ・ペレス(キャデラック)は、2026年シーズンから果たしたF1復帰について「想像以上に楽しい」と語り、当初は短期間の復帰を想定していた考えを改め、さらに長くF1で走り続けたいとの意向を明かした。レッドブル離脱後に2025年シーズンを離れていたペレスは、2026年からキャデラックF1でグリッド復帰。現在の契約は2年だが、自身はさらにその先まで現役を続けることを視野に入れている。
「短い復帰」のつもりだったペレスドイツ紙『ビルト』のインタビューで、F1復帰について聞かれたセルジオ・ペレスは、再び競争の世界に戻れた喜びを率直に語った。「最高だ。自分がどれだけ競争を楽しんでいるかを改めて実感している」「チームと一緒に仕事をするのは本当に素晴らしい。レースウイークに注ぎ込むあのエネルギーも、まだ十分に残っている」そして、その感覚が自身の将来設計を変えたと説明した。「それほどまでに気持ちが変わった。F1に戻ってきた時は、短い章になると思っていた。でも今はもっと長く続けたいと思っている」「僕はまだ高いレベルで走れているし、十分に戦えている」「あと4年」を視野に現在36歳のペレスは、キャデラックF1との契約が2年であることを認めつつも、さらに長いスパンで現役続行を考えていると語った。「今の契約は2年だ。でも僕の頭の中では、もっと4年くらいのイメージになっている」「競争力がある限り、僕は続ける。そして家族の理解も必要だ。でも家族も賛成してくれている」「妻も子どもたちも、僕がF1に戻ったことをとても喜んでいる」2026年F1マシンへの不満も吐露一方で、ペレスは現在の2026年F1マシンについては率直な不満も口にした。「正直に言えば、今回の変化はあまり好きではない。完全に別のF1になってしまったし、みんながそれに適応しなければならない」「ただ、今よりもっと良いスポーツにできるはずだと思っている」「F1が経済的な魅力を維持するために進むべき方向性は理解している。でも、まだ多くの改善が必要だ」「結局、僕たちはレースが好きだからここにいる。でも、その情熱が少し失われてしまった気がする」特に現在のエネルギーマネジメント重視のレースについては、多くのドライバーと同様に懸念を示した。「今のF1は、以前ほど楽しくない」「ドライバーたちの要望もあってルールは少し修正されつつある。でも運営側は、もっと僕たちの声を聞くべきだ。まだ変えてほしいことはたくさんある」フェルスタッペンを“最高のチームメイト”と評価自身のキャリアを振り返る中で、ペレスはこれまで組んだ中で最も優れたチームメイトとしてマックス・フェルスタッペンの名前を挙げた。「マックス・フェルスタッペンがナンバーワンだ」「もちろん特別な才能を持っている。でも、そこまで大きな差があるわけではない」「もし全員が100%自信を持てるマシンを与えられていたなら、もっと接近していたと思う」キャデラックF1で描く現実的な目標新天地キャデラックF1での目標について、ペレスは現実的な言葉を並べた。「他のチームを追い抜いていきたい」「新しいチームとしてそれができれば、本当に素晴らしいことだ」「既存のチームを2つか3つ倒せたら最高だと思っている」2026年F1シーズン開幕前には、“短期プロジェクト”とも見られていたペレスの復帰。しかし本人の中では、その物語は想像以上に長く続く可能性が出てきている。
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