レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、チームでの相対的なパフォーマンスの低さによって、給与が減額させる可能性があると報じられている。De Telegraafは土曜日、この問題に詳しい情報筋の話として、F1が夏休みに入るまでにチームメイトでランキング首位のマックス・フェルスタッペンに125ポイント以上の差をつけられれば、ペレスの契約は今月中に調整される可能性があると報じた。
先週末のベルギーGPでオランダ人ドライバーのフェルスタッペンが優勝したことで、F1が4週間の夏休みに入るまでに2人の差はちょうど125ポイントとなった。De Telegraafによると、これはレッドブルがペレスの年俸や契約条項を調整する権利を持つことを意味するという。同紙は、いかなる変更もペレスとの契約の金銭面のみに影響し、2024年末まで続くペレスとレッドブルの契約期間は変更されないと付け加えた。RacingNews365.comによると、ペレスは現在レッドブルから年俸1000万ドル（約14億円）を受け取っているという。レッドブル RB19は、2023年これまで、フェルスタッペンとペレスがグランプリ12戦とスプリント3戦のすべてで優勝し、その強さを証明している。フェルスタッペンはここ数週間、グランプリで8勝を挙げ、手がつけられない存在であることを証明している一方、ペレスは予選でいくつかのミスを犯し、それがレースを危うくするなど、相対的なパフォーマンスの低さが批判されている。